ドイツの原発

ドイツの原発
Germany

ドイツには2011年3月時点で17基の原発があったが、メルケル政権は、原発廃止の政策を打ち出した。30年以上を経た原発および修理中の原発、計8基の稼働が即時停止され、併せて建設済・建設中の原発もすべて中止した。現在稼働中の7基も2022年までに順次廃止される。

【ドイツの憲法との関連】

メルケル政権は福島原発事故でショックを受け、その影響で原発は良くないと世論的にも政権も大勢になって、2022年までに原発を廃止するという政策を打ち出した。同時に政策だけでなく従来の原発に関する法律に原発を禁止する項目を書き込んで成立させた。一方、ドイツの憲法は原子力の平和利用をはっきり明文で認めている。憲法ではっきり書いてあるのは世界で珍しい。憲法上、原発はOKになっているにもかかわらず、メルケルは廃止すると決めた訳です。

【ドイツの原子力発電所一覧】

ドイツ原発一覧

 

【ドイツの原発地図】