NPO法人NNAAの歩み

NPO法人NNAAのこれまでの主な歩みは次のとおりである。(法人資格取得前の活動を含む。)

1.2011年8月30日、NNAA事務局準備会が東京でもたれ、NNAA Japanとして反原発の国際連帯運動を展開することを決定した。事務局を東京に置き(事務局長 崔勝久)11月11日にNNAA設立の記者会見を行うことに決定した。

2. 「原発体制を問うキリスト者ネットワーク」(CNFE)の代表として崔勝久氏が、2011年10月にモンゴル、韓国を訪問した。

3. 2011年11月11日(11・11・11)に日本(東京)、韓国(ソウル)、モンゴル(ウランバートル)の3ヶ国で No Nukes  Asia Actions の共同記者会見を行い、当日、ネット中継による記者会見を実施、アクションプランの発表を行った。

4.2012年1月、脱原発横浜世界会議に参加しブースを設置するほか、モンゴル、韓国からの参加者とシンポジュームを実施した。

5.2012年6月、3泊4日の「下北半島地域スタディ・ツアー」を実施した。「六ケ所村」「東原発」などを見学したほか、大間原発近くの「あさこはうす」を訪問し、小笠原厚子さんとの交流会を行い、記念に参加者全員の氏名入りの石のプレートと桜の苗木を3本植樹した。最終日は函館で集会を行い、市民グループと一緒に市内のデモに参加した。日本国内だけでなく、韓国、スイスからも参加の参加を含め、総勢60名であった。

6.2012年7月、崔 勝久氏が第2回目のモンゴル、韓国訪問。現地にて7・16の日本の動きに呼応し、原発輸出とモンゴルへの核廃棄物を持ちこむ画策に反対するデモを日本大使館前で行った。

7. 2012年10月11日(木)午後6-9時 日本キリスト教団信濃町教会において「萩谷海さんを囲む会」を開催した。 テーマ:「北カリフォーニアにおける反原発運動の実態について」

8. 2012年10月15日(月)18:00 東銀座のJパワー本社前で函館市長および大間原発建設に反対する自治体首長が、政府およびJパワー社長に大間原発建設反対の要望書を提出した。支援のための抗議集会に150名が集まった。

9. 2012年11月10日、13:30-17:30 日本キリスト教団信濃町教会において「NNAA設立記念講演会」を開催した。講師およびテーマは次のとおり。鈴木真奈美氏(ジャーナリスト)「原発輸出の背景」、田中三彦氏(元国会事故調査委員)「原発メーカーの実態と責任」、島 昭宏氏(弁護士)「原発メーカーの法的責任について」。
 講演会には百名近い参加者があり、講演後の質疑応答では熱気のある意見交換が行われた。
 講演会に続いて、18:00-19:15 同会場にてメディア発表「NNAAの設立と目標」が開催され 、NNAA11.10宣言文が読み上げられた。島 昭宏弁護士からは「原発メーカーの法的責任について」の説明があり、NNAAでは原発メーカーであるGE、日立、東芝、三菱重工の法的責任を問う裁判闘争を進める準備をしているという報告があった。また会場では、各国・地域からの挨拶および緊急アピールかあり、ニューヨーク、サンフランシスコからはビデオ、モンゴル、オーストリアおよび函館からはスカイプによる連帯の挨拶があった。またNNAAメディア発表会のために来日された韓国および台湾、米国の方々からのご挨拶、札幌の「原子炉メーカーを糾弾する会」のメンバーからのアピールがあった。

10. 12月13日にNNAAから「福島でのIAEA会議開催に抗議する声明」を提出した。

11. 2014年9月26ー30日台湾の台北で、No Nukes Asia Forum(NNAF)2014 in Taiwanが開催され、NNAAとして全面的に協力した。日本の原発メーカーで今回の訴訟の被告になる日立・東芝・三菱重工が台湾で建設した第四原発の廃炉を求めて台湾では25万人のデモが行われた。
 その後、台湾では政権交代に伴い、蔡英文政権が2017年1月11日に、アジアで初となる2025年までに脱原発を実現するための法律を可決・成立させた。
 更なる全アジア的な連帯運動を拡げていく必要がある。

12. 2015年2月22日水道橋の在日本韓国YMCAにて、白井聡・小出裕章両氏をお招きして、シンポジウム「原発と差別、戦後日本を再考する」の後援をした。

13.2017年3月19日(日)に韓国YMCA(水道橋)にて開催された日韓/韓日反核平和連帯主催国際会議を後援した。

14.2020年3月27日、渡辺信夫会長の逝去(96歳)に伴い、臨時総会を開催し、新しい会長に、副会長の崔 勝久氏を、副会長(代表)に、新たに武市 一成氏を選出した。渡辺信夫会長のこれまでのお働きに感謝する。

15.2023年2月4日、臨時総会にて、芳賀 普子氏が理事に選出された。

以上