日本の原発

 ●現在稼働中の原発は、5基のみ。(すべてプルサーマル)

2018年4月1日現在、九州電力川内原発2号機、玄海原発3号機、関西電力高浜原発3・4号機、大飯原発3号機の5基が稼働しており、すべてプルサーマルで、MOX燃料を使用しております。

●廃炉原発は、20基

廃炉が決まった原発は、もんじゅを含め20基。最も最近な廃炉は、伊方原発2号機で、2018年3月27日に決定しました。

●残る原発は、39基

もんじゅを含めると、全国に58基あり、2013年の時点では、廃止・解体中が8基、地震により停止したもの14基、政府の要請により停止しているものが3基(浜岡)、故障中が4基(福島第二)、定期検査に入ったままのものが28基、一時稼働していた福井県にある、関西電力の大飯原発3・4号機も2013年9月2日に3号機・15日には4号機が定期検査のため停止しました。

●まだ建設中の原発もあります。

青森の大間原発は原子炉建が既に完成しており、2012年10月には工事を再開しています。
青森にある東京電力の東通原発1号機は、工事を凍結しており、2号機の計画も中断しています。同じ場所にある東北電力の東通原発2号機についても計画を中断しています。

島根原発3号機は、ほぼ完成していて、2012年3月に稼動する予定でした。
上関原発も、祝島の住民を中心に反対運動を続けていますが、中国電力は、建設を推し進めています。

また、茨城県にある高速実験炉・常陽は2007年に事故により停止していましたが、現在再稼働申請中です。

他にも計画中のものが数基あり、まだ建設の撤回はなされていません

●原発稼働ゼロは、約4年間

2011年3月11日の福島第一原発事故以降、民主党政権のもとで、大飯原発が再稼働した時期があったが、大半の原発が定期点検を機会に運転停止となり、約4年間原発稼働ゼロの期間がありました。
2015年8月12日には、川内原発2号機が再稼働。2013年に大飯原発の2基が停止して以来、約2年間原発稼働ゼロでしたが、1年11カ月ぶりに原発が稼働しました。つづいて同年10月15日に川内原発1号機が再稼働。(川内原発1号機は2016年10月6日~12月7日の間、定期検査のため停止。2号機は2016年12月16日~2017年2月22日の間、定期検査のため停止しました。)

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